採用情報

タグボートの仕事

voice of staff 01 千田 龍樹【甲板員】

先輩から知識と技術を吸収し、
一人前の航海士として
成長したい。

先輩から知識と技術を吸収し、
一人前の航海士として
成長したい。

voice of staff 01 千田 龍樹【甲板員】

憧れの船乗りとして、地元で働きたい。

志望・入社のきっかけは?

 父が船乗りで、内航船で働いていました。「船の仕事はまとまった休みがあるし、給料もいいぞ」という話をよく聞いていて、それなら自分も船乗りになろうと思い、宮古海上技術短期大学校に進学しました。
 卒業後、県外の内航貨物船の会社に就職したのですが、地元で働きたい気持ちが強くなり、転職を考えるようになりました。短大時代の同期の友人に相談すると、「俺の働いているところが良い会社だから、一緒に働かない?」と、海洋曳船を勧めてくれました。ちょうど甲板員を募集していたので、応募を決めました。

入社前のイメージと違いはありましたか?

 以前の職場でもタグボートを目にすることがありました。東京湾だったのですが、夜中も働いているというイメージを持っていました。でも、海洋曳船に入社してみると、日中の業務が基本で、泊りも月に数回ということもあり、働きやすい環境だと思いました。地元三陸の港で活躍できるタグボートの仕事にやりがいを感じています。

パイロットとの交信で、安全な入出港をサポート。

現在の仕事の内容は?

 現在メインの仕事は大型船が入出港する時、安全に離着岸するために押したり曳いたりする作業です。具体的には、パイロット(水先人)からオーダー(指令)が来て、「引け」であれば同じくトランシーバーで「引け」とアンサー(返答)します。実際に操船するのは船長ですので、トランシーバーでの応答とタグライン操作などを担当しています。
 甲板の仕事の他に、若手乗組員は食事の準備も行います。プライベートではほとんど料理をしないので、最初の頃は「これはどんな切り方をするのですか?」など、先輩に聞きながら作っていました。今でも味付けは確認してもらっています。お昼は牛丼や親子丼などの丼物、ラーメンが多いです。泊りの時の夕食では、鍋物だったり、刺身だったり、色々なメニューに楽しみながら挑戦しています。

会社の雰囲気や職場環境は?

 現在22歳なのですが、同年代が自分を入れて3人在籍しています。先輩は26歳から60代まで年齢層が幅広いですが、とても話しやすい人が多いです。
 以前の職場も船の仕事でしたが、タグボートの仕事はほぼゼロからスタートでした。わからないことも多くて先輩に何度も聞いてしまうのですが、嫌な顔をせずに答えてくれます。質問しやすい雰囲気がありますし、説明がわかりやすいのでありがたいです。今では仕事のことだけではなく、プライベートの相談をすることもあります。

オフの過ごし方は?

 休日は外に出かけて活動的にというタイプではなく、家でゴロゴロしていることが多いです(笑)。インターネットで動画を見たり、調べ物をしているうちに一日が過ぎていきます。イレギュラーな時もありますが、基本は土日休みなので、定期的に体を休められるのは助かります。

操作が難しいからこそ、やりがいも大きい。

これからの目標を教えてください

 今はまだ、うまく操船できないですが、先輩方に教わりながら知識も技術も身に付けたいと思っています。将来的には航海士になった後、仕事ができて頼られる船長になりたいです。
まずは甲板員として認められることが第一です。海洋曳船は県外でのタグボート業務も行っていて、東京湾など県外の港湾で様々な作業が経験できることも成長の糧になります。

これから「海洋曳船」を目指す人へメッセージを。

 会社の雰囲気が良く、ほぼ毎日自宅に帰ることができ定期的に休暇が取れることが、海洋曳船の魅力だと思います。一方で、海難や突然の入港などもあり、夜中であっても駆けつけなければならない場合もあります。
 船は自動車と違って、鍵を回せばすぐに動くというわけではありません。でも、操作が難しいからこそ、自分の思い通りに動かせた時にはとても嬉しく、やりがいを感じます。船が好きだという人には、ぜひ挑戦してほしいと思います。

ページトップに戻る